2008年4月21日月曜日

india

デリーのメインバザールに宿をとって5

猥雑ながらも、信仰心が秩序をもたらしている街

415日に日本をたち、香港で乗り継いで翌16日深夜にデリーのインディラ・ガンディー空港に着く。

出国の待合室で、夜明けを待つ。

埃っぽいせいで大気には霞がかかっているけれど

太陽の光が一粒一粒の埃にきらめいて、

金色の空気に包まれているような朝。

バイクのタクシー、リキシャーに乗る。

風を受けながら、木々、花、牛、猿を街中に見る。

旅の疲れをとるためにシャワーを浴びる。

お湯は出てこない。

湯を沸かすマシーンは火花を吹いた。

水のほうが、40℃あるデリーではかえって気持ちがいい。

早速、水の洗礼を受けた

気候と水になれず下痢と発熱

異国で高熱があがり始めると一時覚悟を決めた

穏やかな心持の中、目覚めると、ダライラマが詠んだマントラと同じものが

心地よく聞こえてくる

天竺とか不思議な気分で


このデリーでは、朝と夕にはお経を聞いている

人々は道にある神を参り、楽隊が鳴らせばダンスが始まる。

道をふさいで人々は輪を作り、男も老女も、対して踊る。

子供も大人も。

土曜日には街中でパーティの大音響。

それでも深夜12時にはピタリと止む。

 デリーには色んな顔がある。

朝の爽やかで穏やかなマントラと小鳥のさえずり

昼の労働

週末や夕にかけての詐欺師のような顔

夜の祭りや、祈りの顔

深夜は狂犬病にかかった野犬と、牛たちの世界

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